# これは何色？ 色の見え方に特性がある人の、毎日の確認

> 文部科学省の資料によると、色覚に特性がある人は男子の約5％。たいていは困らずに暮らしていますが、充電ランプや路線図、靴下の色で引っかかることがあります。推測する代わりに聞く方法です。

公開: 2026-10-12
分類: アクセシビリティ
原文: https://glimpseai.jp/ja/blog/color-vision-deficiency

色の見え方に特性がある人の多くは、それを障害だとは思っていませんし、たいていの場面ではその通りです。困るのは、もっと小さな瞬間です。赤なのか緑なのか分からない充電ランプ。紺なのか黒なのか分からない靴下。まだ赤いのかどうか分からないお肉。

しかも、思われているよりずっと身近です。文部科学省が平成15年に作成し、全国の教職員に配布した[「色覚に関する指導の資料」](https://www.pref.osaka.lg.jp/o180070/hokentaiku/hoken/sikikaku.html)では、色覚異常の頻度は男子の約5％、女子の約0.2％とされています。40人のクラスなら、たいてい男子が1人、ときには2人です。

同じ資料には、くり返し伝えたい指摘もあります。こうした児童生徒の大半は学校生活に支障がなく、日常生活でもほとんど困らない程度だということです。必要なのは、色が情報を運んでいる特定の場面での、ちょっとした配慮です。

## 色だけが情報を運んでいる場面

- **ランプ。**充電器、Wi-Fiルーター、イヤホンのケース、炊飯器の小さな表示灯。赤、緑、オレンジがよくある組み合わせで、まさに見分けにくい色だったりします。
- **服。**紺と黒、茶色と深緑、グレーと淡いピンク。まちがえたことに気づくのは、たいてい誰かに言われたときです。
- **食べもの。**果物の熟れ具合、お肉に火が通ったか、パンにカビが生えていないか。
- **地図やグラフ。**路線図、天気図、会議のスライドで、二本の線の違いが色しかないもの。
- **書類やラベル。**記入するはずだった赤い枠、確認済みを意味する緑のシール。

どれも大した話ではありません。ただ、積み重なると、いつも少しだけ推測している状態になり、周りの人に聞く癖がつきます。それは聞く側にも聞かれる側にも、地味に疲れることです。

## 聞き方のコツ

[Glimpse](https://apps.apple.com/jp/app/glimpse-vision-ai/id6764219526?l=ja)なら、スマートフォンを向けるか、メガネをかけていればただ見て、声に出して聞くだけです。聞き方によって、答えの使いやすさが変わります。

**色の名前より、比べてもらう。**「この靴下は何色？」より「この二つの靴下は同じ色？」のほうが役に立ちます。本当に知りたいのは、そろっているかどうかだからです。

**色の意味を聞く。**「この充電器のランプは赤？緑？それってどういう意味？」。知りたいのは色そのものではなく、充電が終わったかどうかです。

**色ではなく路線で聞く。**路線図なら「渋谷に行くのはどの線？」や「Gの記号がついているのはどの線？」と聞いてみてください。東京の地下鉄は、駅の案内で路線の色の横に銀座線のGのような記号が書いてあります。探す場所が分かれば、かなり楽になります。

**続けて聞く。**ウェイクワードがないので、セッションを開いたらそのまま話を続けられます。「このシャツは紺？」「このパンツと合う？」「グレーのほうは？」

## 気をつけたいこと

カメラは色見本のようには色を見ていません。暖かい色の室内照明では全体がオレンジ寄りになり、スマートフォンは色味を自動で調整します。服を確かめるなら、できれば昼間に窓の近くで聞いてください。答えが食い違ったら、明るいところで聞いたほうを信じましょう。

食べものの安全については、色はそもそも誰にとっても正しい確かめ方ではありません。お肉の焼け具合は、どんなカメラより肉用の温度計のほうが確かです。色の見え方に関係なく、です。

そして、自信満々にまちがえることがあります。医療機器の表示ランプのように、まちがいが高くつくものは、説明書か人に確認してください。詳しくは[AIグラスにできないこと](https://glimpseai.jp/ja/blog/what-ai-glasses-cannot-do.html)に書いています。

> ### いつも迷うものは保存しておく
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> 何度も取りちがえるものがあるなら、一度だけ伝えておきましょう。「覚えておいて、紺のジャケットは茶色いボタンのほう」「覚えておいて、うちの充電器はランプが点灯したままなら満充電」。アプリを閉じてもこのメモは残るので、次からは聞くだけで済みます。

## 検査ではありません

Glimpseには、色覚に特性があるかどうかも、どんなタイプなのかも判断できません。気になる方は眼科で、きちんと短時間で調べてもらえます。これは、すでに自分の見え方を知っていて、靴下の色を推測するのに疲れた人のためのものです。

## まずは引き出しで

いちばん暗い色の服が入っている引き出しを開けて、窓の近くで、自信のない三着について聞いてみてください。iPhoneなら無料で毎日使えますし、[Glimpse Glasses](https://glimpseai.jp/ja/glasses)なら同じことを両手を空けたままできます。

## よくあるご質問

### Glimpseで色覚の検査はできますか。

できません。医療機器ではなく、視覚の検査もしません。検査は眼科で受けてください。Glimpseは、これが何色かという日常の確認のためのものです。

### 色の名前はどのくらい正確ですか。

昼間の光ではおおむね正確ですが、暖かい色の室内照明では、どんなカメラでも色がずれます。服なら窓の近くで聞いてください。大事なものは念のため確認を。

### お肉に火が通ったか分かりますか。

見た目は説明できますが、色は誰にとっても安全な確かめ方ではありません。肉用の温度計を使ってください。
