料理は、手がいつもふさがっていて、必要な情報がいつも別の場所にある作業の代表です。すぐに画面が消えるスマートフォンのレシピ、粉のついた指、そしていま見てほしいフライパン。
そして多くの年配の方にとって、いちばん先に静かに難しくなるのも料理です。そのころには体が覚えている調理そのものではなく、まわりにある読む作業のほうです。袋の小さな文字、色あせた手書きのレシピカード、オーブンのつまみの細かい数字。
レシピの問題
誰もが経験しています。手を洗ってスマートフォンのロックを解除し、一行読んで、置いて、その手順をして、また手を洗う。レシピ一つにつき、少なくとも四回です。
声でたずねれば、この往復がなくなります。Glimpse を開いて本や画面に向けたまま「次の手順は」と言えば聞こえてきますし、手はさっきのままで大丈夫です。役に立つのは続けてたずねられることで、バターはどれくらいでしたか、オーブンは何度でしたか、材料を全部読んでください、どれくらい休ませると書いてありますか、華氏350度は摂氏で何度ですか、といった具合になります。
最後のものは、思っている以上に大切です。インターネットのレシピの半分はよその国の単位で書かれていて、ぬれた手で換算をするその瞬間こそ、桁をひとつまちがえるときです。
もう火は通りましたか
これはみなさんが最初に試す質問なので、はっきりお答えします。
AIビジョンは、料理人がもともと使っている見た目の手がかりをそれなりに読み取れます。玉ねぎが透きとおったか、焼き色がついたか、ケーキが型からはなれたか、肉にきちんと焼き目がついたか。フライパンに向けて「火が通っているように見えますか」とたずねれば、見た目については妥当な答えが返ってきます。
できないのは、中を見ることです。鶏もも肉の中心温度はわかりませんし、それはほかのどのカメラでも同じです。お肉には温度計を、見た目で判断できる部分にはカメラを使ってください。自信のある答えが返ってきても、温度計をやめないでください。
できること、できないこと
得意: 色、焼き色、質感、分離やもろもろになっていないか、袋の表示を読むこと、名前のないハーブを見分けること、似たスパイスの区別。
任せてはいけないこと: お肉の中心まで火が通ったか、傷んでいないか、そして食品衛生にかかわる判断すべて。においと温度と日付のほうが、カメラより確実です。
これは何ですか、まだ使えますか
台所でくり返される二つの質問は、どちらもたまたま見ればわかることです。
これは何ですか。 戸棚の奥から出てきた名前のない瓶、庭のハーブ、いただいた野菜。持ち上げてたずねてください。たいてい名前を教えてくれますし、使い方まで教えてくれることもよくあります。
まだ食べられますか。 パッケージの日付に向けて、何と書いてあるか、その日付を過ぎているかをたずねてください。ここは頼りになります。中身が本当に傷んでいるかどうかはカメラの仕事ではなく、そちらはご自分の鼻の出番です。
制限のある方のために作るとき
ナッツアレルギーのお孫さんや、減塩中のご家族のために作るなら、袋についてたずねるほうが、暗い台所で裏面を読むより速く、安全です。持ち上げて「ナッツは入っていますか」「一食あたりの塩分はどれくらいですか」とたずねてください。
重いアレルギーの場合は、ご自分でも表示を読んでください。片方が一瞬で終わる二重の確認は、文字が小さすぎて雑になった一度の確認よりずっと確実です。
グラスで変わるところ
料理は、カメラを持つよりも身につけるべき理由がいちばんはっきりする場面です。手は必ずふさがっていて、しかもぬれていることが多く、調理台とコンロと冷蔵庫を行き来します。そのどれもが、スマートフォンを持つことを少しずつ面倒にします。
Glimpse Glasses なら、鍋を見てたずね、レシピを見てたずね、袋を見てたずねられて、その途中で何かを置いたり持ち上げたりすることがありません。一食のあいだに四十回起こる、小さな節約です。
よくあるご質問
鶏肉に火が通ったかどうかわかりますか。
外側の見え方は説明できますし、それは役に立ちます。ただし中心温度は見えません。生焼けが危険な料理では、必ず調理用温度計をお使いください。
手書きのレシピカードも読めますか。
はっきり書かれていて、カードが平らなら読めることが多いです。薄いインクやくずし字はかなり苦手です。印刷のほうが常に確実です。
分量の換算もできますか。
できます。華氏から摂氏、カップからグラム、半分の分量にしたときの各材料の量などを、何も触らずにたずねられます。